第3回 ICU メサイア演奏会 2006年2月25日 なかのZERO大ホール

ICUメサイア合唱団

 2001年ICU(国際基督教大学)の献学50周年を記念し、結成された『メサイア』を歌うための合唱団。ICUはキリスト教精神に基づく教育を日英両語で行う大学であり、同窓生が歌うに最も相応しい曲として『メサイア』を選んだ。以来、同大1期卒の長谷川朝雄の下、ほぼ隔年毎に演奏をし、今回第4回を迎える。歌詞である聖書の言葉への理解と、英語の発音に関して評価され、今では、ICUのメサイアを歌いたいと外部からの参加者も増えている。

出演者プロフィール

長谷川 朝雄(指揮)

 1957年ICU人文科学科卒。ジュリアード音楽院オーケストラ指揮科などで指揮を学ぶ。さまざまなオーケストラや合唱を指揮し、定年退職まで武蔵野音楽大学講師としてオーケストラ指揮、指揮法の授業などを担当。ICUメサイアはすでに3回の公演を指揮。霊南坂教会オルガニスト、日本指揮者協会会員。

佐竹 由美(なおみ)(ソプラノ)

 東京芸術大学及び同大学院博士課程修了。博士号を取得。学部を首席で卒業後、ロータリー国際親善奨学生としてミラノに留学。第53回日本音楽コンクール第2位、ノバラ市国際声楽コンクール第2位、ライプツィヒ第8回バッハ国際コンクール第4位入賞。その確かな技術に支えられた透明感のある美声と洗練された歌唱が最大の魅力で、宗教作品、オペラや現代作品などで常に高い評価を得ている。よんでん文化振興財団芸術文化奨励賞受賞。国立音楽大学および東京藝術大学非常勤講師。二期会会員。

小川 明子(アルト)

 東京芸大卒、同大学院修了。オペラ研修所第10期修了。高橋啓三、渡邊高之助、戸田敏子、毛利準、A. ハースの諸氏に師事。第61回日本音楽コンクール第2位、第4回奏楽堂日本歌曲コンクール第1位ならびに山田耕筰賞受賞。平成9年文化庁派遣芸術家在外研修員として1年間ウィーンに留学。ヘンデル『メサイア』、バッハ『マタイ受難曲』等の宗教曲を得意とし多くの合唱団やオーケストラと共演している。CD「日本歌曲選」、「啄木とみすゞを歌う」をリリース。二期会会員。

中嶋(なかしま) 克彦(テナー)

 J・S・バッハ「ヨハネ受難曲」「ミサ曲ロ短調」「マニフィカート」、ハイドン「四季」「天地創造」、ヘンデル「メサイア」、モーツァルト「レクイエム」「ミサ曲ハ短調」ベートーヴェン「第九」「荘厳ミサ」等のソロを務める。第53回、54回藝大メサイアソリスト。オペラではパイジェッロ「美しい水車小屋の娘」「ニーナ」、モーツァルト「コシ・ファン・トゥッテ」「魔笛」、シューベルト「サラマンカの友人たち」、新国立劇場にはR・シュトラウス「サロメ」、ツィンマーマン「軍人たち」に出演。東京藝術大学大学院修士課程修了。現在、同大学院博士後期課程在学中。第13回日本モーツァルト音楽コンクール第2位入賞。

キュウ ウォン ハン Kyu Won Han (バリトン)

 ソウル生まれ。マンハッタン音楽院修士号を取得。99年サンフランシスコ・オペラの「ドン・ジョバンニ」でタイトル・ロールを務めデビュー。日本国内では、サントリー「1万人の第九」コンサートに04年から毎年出演するほか、06年と08年に兵庫県立芸術文化センターのオペラ「蝶々夫人」にシャープレス、ヤマドリの2役で登場。ヨーロッパ、アメリカ、日本、韓国での活躍が目覚しい期待の若手バリトン歌手である。08年秋にはエイベックス・クラシックスよりデビューアルバムをリリース予定。

チェンバープレイヤーズ・トウキョウ

 東京近郊で活動するソリスト、室内楽奏者を中心に結成された同人的団体。曲目に合わせて編成を変え、数多くのレパートリーを持つ。  特にバロック、古典派時代の宗教音楽の、語感を生かした伴奏には定評がある。

杉並公会堂 大ホール

東京メトロ丸ノ内線

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※駐車場はございませんので、公共交通機関をご利用ください。

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