佐竹 由美 Satake, Naomi (ソプラノ)

  東京芸術大学及び同大学院博士課程修了。博士号を取得。学部を首席で卒業、皇居桃華楽堂にて御前演奏の栄を授かる。ロータリー国際親善留学生としてイタリア・ミラノにて研鑽を積む。第53回日本音楽コンクール第2位、イタリア・ノバラ市国際声楽コンクール第2位入賞、ドイツ・ライプツィヒ第8回バッハ国際コンクール第4位入賞。バッハ「マタイ受難曲」モーツァルト「レクイエム」「ハ短調ミサ」、ハイドン「天地創造」等、宗教作品のソリストとしての活躍は目覚しく、多くの著名な音楽家とも共演し、その確かな技術に支えられた透明感のある美声と洗練された歌唱が最大の魅力で常に高い評価を得ている。現代作品においても作曲家諸氏から絶大なる信頼を得て数多くの新作作品の紹介に関わっている。オペラでは日本オペラ協会東京室内歌劇場、日生劇場、二期会などにおいて主要キャストとして活躍、公演の成功に大きく寄与した。また大学院博士課程にて英米歌曲を研究、演奏を行っている。これらの演奏活動に対し、1999年よんでん文化振興財団芸術文化奨励賞を受賞。国立音楽大学および東京藝術大学非常勤講師。アンサンブル《BWV2001》メンバー。二期会会員。

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